Google検索がクソになった理由
- 2019.11.17
- 雑記
ここ2年くらい(2017年くらいから)Google検索の精度が劣化してしまったなって思っていたんです。
特にここ1年が酷い。
調べたいことがあっても、Amazonや楽天がズラッと出てくるだけ。
しかも検索したキーワードと関係ない内容の商品で。
なんでこんなになってしまったのか…。
ggrks(ググレカス)なんて言葉があった時代は、もっとGoogleでの調べものが楽しい、面白い情報がゴロゴロしていたのに、今はハンコを押したような低品質な結果ばかり。
気になったので調べてみました。
Googleの検索順位の決め方
SEOというらしいのですが、Googleの検索の順位の決め方があるそうです。
・権威性、被リンク
・直帰率、滞在時間
・文章量
権威性は、企業や専門家が書いているのか、被リンクはどれだけみんなからリンクを貼られているのか。(公式サイトなどはいっぱい集まる。)
直帰率、滞在時間は、そのホームページが読まれているか。
つまるとこ、検索結果と合致した内容なのかどうか。
文章量は、どれだけ情報がかかれているか。
ほかに、ジャンルに特化した情報が集まっているのかなども影響するみたい。
ちなみに僕のブログは、ジャンルにとらわれず好き放題に書く雑記ブログというサイトに分類されるそうです。
Google検索は、このような複数の情報を元に検索順位を決定していきます。
そして、重視する情報のバランスは常に調整が入るのだそう。
対策をするもの達が現れた
昔はこのバランスが、よかったみたいなんですよ。
なので、個人のブログも検索に出てきたし、面白い考えに触れられたり、思わぬ知見が得られるものが多かった。
怪しいサイトもあったけど、嘘を嘘と見抜ける情報リテラシーがあれば問題なかった。
そんな中、アフィリエイトサイトなど検索順位が金になると知った商売人たちが、この検索順位の謎に次々と挑み解明していったみたい。
・被リンク
自作自演でリンクを飛ばす
・直帰率
続きを読むボタンや、ページを何ページにも分割する
・文章量
無駄に長い説明
まあ、それでもGoogleが悪巧みを見抜いてイタチごっこだったみたいです。(明らかな自作自演リンクはペナルティなど。)
それでも、このころは記事が読まれているかがまだ重視されていて、読める記事も上位に出ていたと記憶しています。
welq(ウェルク)の問題
ウェルクとはDeNAが運営していたキュレーションサイトというタイプのサイト。
キュレーションサイトって何?と思った人は、「いかがですか?」と最後に書いてあるサイトを思い浮かべてくれれば良いかと思います。笑
welqはドメインパワーを武器に嘘っぱちの情報記事を大量生産し、検索上位を独占していたみたいです。
詳しくはこちらに書かれています。(面白いよ)
↓
https://dic.nicovideo.jp/t/a/welq
記事の盗用など社会問題となったwelqの問題、Googleも検索の質を高めたいですから、対策に乗り出します。
でも、Googleのロボットに記事の内容の正確性まで分からない。
権威性と被リンクを重視するように
結果、Googleは権威性や被リンクを重視するようになりました。
特に、健康やお金に関わることは、誰が書いているのかを重視するようになりましたし、他のジャンルもリンクが沢山集まっている=権威があると判断し、その記事が読まれているかはあまり重視しないようになったよう。
そして、ここ1年くらいは、多くのジャンルで権威性を重視するようになって来たように思えます。
企業サイトやブラックSEOサイトが強くなってしまった
その結果、権威性のある企業が運営するサイトや、ブラックSEOという自作自演リンクサイトが力を持つように。
そのため、検索結果にAmazonや楽天がズラっと並び、マニアな方のサイトが検索で表示されなくなってしまいました。
まあ、企業のサイトが出てくるのは良いんですけど、良い面しか書きませんから、その製品の悪いところとか、他の製品との比較とか、本当に知りたい情報を探すのに苦労するようになった気がします。
特に、僕は美容医療系の個人ブログを見るのが好きだったのですが、検索にはぱったり公式の病院ブログしか出てこなくなったのは嘆かわしい。
副作用とか本当に効果があったのか本音の情報が欲しいのに、公式ブログはいい事しか書いてないですから。
そこで、Twitterで調べてみるも明らかな嘘つきステマに汚染されているんですよねー。。
↓
Twitterの美容垢は嘘だらけなので拡散しちゃダメ!ステマに騙されないために気をつけるポイント
Google検索の代替は?
代替として、マイクロソフトが作った検索エンジンBingが昔のGoogleのような検索結果に近くて良いと思っています。
Google検索一強時代が終われば、もっと各検索エンジンが切磋琢磨してくれると思うんですけど。今のGoogleが変わるのを期待するのは無理かな。
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