SCRAPのチケットはキャンセルや変更はできる?
- 2022.03.08
- 雑記
謎解きやリアル脱出ゲームで有名な株式会社SCRAP(スクラップ)。
先日、SCRAP主催のイベントのチケットを公式サイト「スクラップチケット」から購入したのですが、日時をタップミスしてしまい誤った日付けで購入してしましました。
知人と日時を合わせて一緒に参加する予定だったのに困った…。
規約を見てみると、キャンセルや日時の変更は受け付けていないとのこと。
でも、チケットの空きは全日空席あり〇だったし、申し込んだ直後、すぐに連絡すれば変更してもらえるんじゃないかとSCRAPに連絡してみました。
SCRAPに日時の変更はできないのか問い合わせてみた
購入後に即座に日時の変更が出来ないか問い合わせた翌日、以下の返信がありました。
規約にあっても変更してくれるんじゃないかと淡い期待をしていたのですが、例外なく変更はできないようです。
間違えて買ってしまったこちらが悪いとはいえ、日付も誤タップしやすく、ネット通販みたいに確認画面もなくクレジットカード情報を登録したらすぐに決済されてしまうシステムにも問題があるのでは。
枠が余っているなら変更してくれてもいいのに…。
手間をかけさせて申し訳ないと思う反面、思ってもいないであろう「心苦しく」の一文が腹立たしいです。
自身で買い取り先を探すしかない
日時を変更したいと思ったら、自身で転売するしかありません。
電子チケットであっても譲渡が可能で、SCRAPのマイページ内にある機能「友達にチケットを送信」から相手のメールアドレスのみでチケットを送ることができます。
ただ、現在は、チケットキャンプも閉鎖されていますし、メルカリでのチケット売買もできませんので、TwitterなどのSNSで譲渡先を探すしかないですね。
ただ、Twitterはトラブルも多く、買い手が見つかったとしても定価以下になりがち。
チケットをさばく難易度は高いと思われます。
法律的にはキャンセルできる?
規約によりキャンセルや変更は認められないとのことでしたが、法律的にはキャンセルは認められる可能性があります。
訪問販売などではなく、ネット通販の場合にはクーリングオフ制度の適用はありません。
ただし、ネット通販の場合には、商品を間違えてタップしてしまったり、個数を間違えてしまうということはおこりえます。
その際は、錯誤無効の主張ができ、事業者が確認措置の提供ができていなかった場合は返品できます。
確認措置とは以下の通り。
「(1)商品を選択する操作であると明確に認識でき、(2)最終申込前に再度意思確認画面が表示され、(3)訂正の機会が与えられて、初めて「確認措置の提供」があったとされる」
参考:弁護士ドットコムニュース「キャンセルを受け付けない」 ネット通販業者との契約は無効にできる?
amazonや楽天などの通販や、eプラスなどのチケット販売では、必ず注文確定前に確認画面が表示されますよね。
私がスクチケでチケットを購入した時点では、日付の選択→同意画面→決済方法選択→クレジットカード情報入力で購入が確定と、最終申込前の意思確認画面や、訂正が可能な画面はありませんでした。
ですので、法律を後ろ盾にSCRAPと交渉するという選択肢もあります。
スキチケから買う時はクレジットカードで決済はしない
今までSCRAP主催のイベントは何度か参加していたのですが、現地での購入やeプラス経由での購入ばかりで、SCRAP公式のスキチケの利用は初めてでした。
自分がミスタップをしてしまったのが一番悪いのですが、販売ページの作りや対応をみるに、SCRAPは消費者を考えた会社とは言えないのは残念ですね。
SNSを見ても、同様に困っている人や、対応のしかたに憤りを感じている人が多数いますので、改善をしてもらいたいところ。
最初にミスタップをしてしまったら、購入内容の通知まで気づくこともできないのは不親切すぎる。
一応、国民消費者センターには報告をしておきました。
消費者としては、今後はスクチケで購入する時は、自動キャンセルのできるコンビニ払いにし、クレジット決済はおこなわないなどの対策が必要だと思います。
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