ポップルが換金停止!再開する予定はあるのか?
- 2019.12.04
- SNS
2019年11月28日22時頃、1いいね!が1円になる写真投稿アプリ「ポップル」が突如換金の停止を発表しました。
11月29日に10月分の換金日が迫っていましたが、直前で換金をストップしたことになりますね。
詳しく、今回の事態を解説していきます。
換金停止の詳細
平素よりPoplleをご利用いただきありがとうございます。
この度、「いいね!」を現金として引き出す機能(以下、現金引き出し機能)を一時的に停止させていただく運びとなりましたことをお知らせいたします。理由は以下2点でございます。
① 現金引き出し機能の不正利用の多発
②「いいね!をつかう(=いいね!払い)」の利用可能商品及びサービス拡大への注力
既に出金申請をいただいております「いいね!」につきましては、ご申請分の「いいね!」をご利用のアカウントに順次お戻しさせていただきます。
現金化の不正利用対策と、いいね!と交換できる商品を増やすために換金を停止。
そして、いま現金化の申請をうけている「いいね!」は、換金対応せずに差し戻すとのこと。
ただ、ポップルに登録するには電話番号が必要で、現金化するには身分証の提出も必要になります。
本当に、現金引き出し機能の不正利用が多発していたのか勘ぐってしまうところ。
延期につぐ延期
今回の出金停止は、はじめてのことではありません。
前月の10月分の換金申請も、いいね!で交換できる商品の拡張を理由に、10/30日の期限ギリギリに換金日の延長を発表しています。
つまり、今回の換金停止は、換金を期限直前に延長したあげく、またも期限直前に換金を先延ばしにしたということになります。
「ポップルで「いいね!優待」が始まる。終わりのはじまりか」で詳しくお話していますが、11月中頃には、換金をしないとさらにいいね!をプレゼントする「いいね!優待」をはじめたばかり。
お金に変えることはなんとしても阻止したい!という強い意志を感じます。笑
夏のテレ東以降、大きいスポンサーがついている様子もありませんし、資金繰りがうまくいっていないのでしょうね。
ちゃんと補填をする気はなさそう
今回、申請されていた換金を差し戻しましたが、問題のひとつとして先月にはじまった「いいね!優待」があります。
いいね!優待詳細
・5000いいね!以上のアカウントが対象
・月末時点で優待対象ユーザーには、毎月500いいね!をプレゼント
・優待対象ユーザーは1日に出来るいいね!数が30→35にアップ
出金申請中のユーザーは、一時的に5000いいね!以下になりますから、いいね!優待の対象外になるんですよ。
そして、差し戻ししたいいね!の返却は、即日では無く月を跨いでからおこなわれました。
これにより、500いいね!は付与されず、5000いいね!達成時から増える5いいね!分は、換金申請していたユーザーは受け取れないことになります。
12/3になり、ようやく運営も5000いいね以上あったユーザーに「500いいね!」を付与すると発表したものの、30→35に増えた分のいいね!の補填はありません。
5いいね!増えたことにより、いいね返しをおこなっているユーザーの場合は、およそ300いいね!くらいにはなるはずなのですが。
そして、この文章ですよ。
「ささやかではございますが」、って運営都合で換金停止をし、補填すらしきれていないのに何をプレゼントしました感を出しているんだか。
ちなみに、この500いいね!の補填はお知らせには付与したと書いてあるものの、付与はまだされていません。
さらに、11/28日の時点で、「いいね!優待」分のポイントはどうするのか問い合わせをしましたが、12/4現在いまだに返信はありません。
12/2にも再度、問い合わせしなおしているのですけどね…。
直前の換金延長を繰り返す、稚拙なアナウンス、問い合わせには返信しないなど、運営会社はまともな会社ではありませんね。
ポップルの運営会社、株式会社リクポとは?
では、このポップルを運営している会社はどんな会社なのでしょうか。
【会社名】株式会社リクポ
【代表者】木崎智之
【設立】2015年12月
【所在地】東京都渋谷区神宮前5-17-9 3F
【事業内容】インターネットメディア及びアプリケーションの企画・開発・運営、マーケティング、ブランディング、各種コンテンツの企画・制作
ほかに、サロン予約アプリ「requpo(リクポ)」や、自撮りが売れるアプリ「selmee(セルミー)」を運営しています。
ポップルの運営状況から、ほかの運営アプリの状況が気になったのでインストールしてみました。
自撮り売買アプリ セルミー
投稿した自撮りを、お金を払ってみることが出来るアプリです。
ただ、スクショなどはできず(しても白い画面になる)、保存もできないので、素材として利用できるのでは無くただ見るだけのアプリです。
販売料金は、30円~1000円の範囲で設定できるよう。
正直、インスタなどでタダで見られるものを何故お金を払ってみるのか?
ほかの利用者もそう思っているのか、公式であるアイドルの投稿も1投稿の買い手は10人程度。
素人の自撮りの多くはだれも買っていません。
そもそも、ユーザーが少なすぎます。
2018年11月にリリースされ1年経っていますが、素人の動画は全部で54、画像は323投稿。
月の画像投稿が3件の月もあります。
数えられる量ってまずくない?だれもログインしていないという印象です。
サーバー代すら稼げていないのではないかと思われます。
自撮りに限定しないで、商用利用できる写真を素材として売買できるアプリにした方が、まだ投稿も賑わったんじゃないかな。
サロン予約アプリ リクポ
美容院の予約アプリです。
ユーザーが、エリア・予算・希望・予約日時を設定し注文すると、美容師さんから「この値段とサービスでできますよ!うちに来ませんか?」と声がかかるサービスです。
そして、複数の美容師のオファーの中から、気に入った人のお店を予約し利用します。
収入源は、美容師さんが月額料1980円+1件成約につき500円払うシステム。
予算は自由に決められるといっても、下限は決まっているので、カット+カラーは5000円から、カット+パーマで6000円からなどです。
僕も、試しにオファーを出してみたものの…
1週間先と余裕を持たせたオファーなのに、1件しか美容師さんからの提案がありませんでした。
あまり、利用者がいないのでは…。
ちょっと、このアプリ美容師さん視点からだと使いづらそうだなとも思いました。
まず、会員は、特に本人確認などもないためドタキャンもしやすいというのが1つ目。
2つ目は、会員が美容師さんをチョイスしないで保留し続けると、予約枠をいつまでも開けておかなくてはいけなくなってしまうという点。
3つ目に、基本的には相場より安く買いたたかれるでしょうから、利益も少なくなっちゃうだろうなと。
4つ目に、買いたたかれる割にチャットやオファーメールで手間がかかるなど。
Appのレビューを見ても、「月額料を払ってもマッチできるようなフォローを何もしてくれない。」といった美容師さんと思われるレビューもありましたし、問い合わせには返信がないという不満もいくつかみられました。
Twitterで、「リクポ 予約」、「リクポ 髪」、「リクポ 美容」などで検索しても、一般のつぶやきが全然ないので利用者が少ないのではないかと思われます。
これも、あまり利益を得られてないんじゃないかな…。
今後、換金再開するのは難しいと思われる
ポップルの対応はTwitterでは詐欺との声が多くありましたが、言われても仕方がないずさんな対応です。
開発アプリの発想は面白いのですが、どれもユーザーへの対応が悪く自分で自分の首を絞めてますね。
とくに、問い合わせが返ってこない。というレビューがどのアプリにも共通してみられました。
はじめは、「うまくいってないなら仕方ないよね。頑張れ!」と思っていましたが、調べてみると「酷い会社だな。」と言いたくなります。
ほかのアプリの運営状況をみても、儲かっているようには思えない。
当分は、換金再開するのは難しいんじゃないかな。
可能性として、現金への交換は、無期限停止(実質廃止)となるシナリオが一番ありうると僕は踏んでいます。
同じくらいありうるシナリオとして、サービス終了ですね。
ユーザーとしては、予想を裏切って持ち直して欲しいものですが。
ひとまず、商品交換が再開したらコツコツ換えていく予定です。
2020/3/11追加記事
換金が再開しました。
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